大栄の商品を支えるパートナー企業
お客様のご要望にお応えするには、当社を支えるパートナー企業のご協力が欠かせません。
商品へのこだわりや思いを共有するパートナー企業とともに葬儀業界に貢献していきます。
太谷(オオヤ)株式会社
福井営業所 第2事業部 1課 マネージャー
中村 克弘様
1936年に繊維製品の販売業を創業。現在はアパレル関係の繊維資材、食品の包材、産業資材のほか、包材機械やシステムなど幅広いアイテムを提供しています。
太谷(オオヤ)株式会社様は、主にミシン糸や合掌バンド、顔宛て等の加工品、骨壺などの装飾に使われる房類等をお取引させていただいています。約20年にわたり当社をご担当いただいている中村様は困った時に頼りになる存在です。
「当社は扱っている商品アイテムが幅広く、いろんな商品を提案できることが強みです。特に納品させていただく葬儀用品は、均一した品質はもちろんですが、特に安定した供給を心がけています。 大体は海外で生産した生地を、日本で加工しているのですが、最近は日本の加工場が辞めていっており、昔ながらの入手したいものを継続していくことが難しくなってきております。 そこで当社ではいろいろな工場を探しながら、次の新しい製品を提案しております」
と中村様。大栄ではお客様オリジナルの商品を作ることも多く、そんな時も相談にのっていただいています。
「国内でしか生産していなかった華鬘房をリーズナブルな価格で提供できるよう中国の工場を探して生産して納品させていただいたこともあります。 現在はベトナムに営業所を出店し、ベトナムやカンボジア等の工場の開拓も展開しております。 大栄様からの『こんな商品はできないか』というお問い合わせに対して、技術的なことも工場と交渉してご満足いただける製品を納品できるよう努めています」。
「大栄の皆さんは若い方が常に動かれていて、活気がありますね。営業車で回られている姿をよくお見かけします。今後も長いお付き合いの中で築いてきた信頼を積み重ねて、いろんなお話をいただいたり、こちらからもお話をさせていただきながら、新たな方向へ発展するものがあるのではと思っています。
20年ほど前に比べますと、会館がたくさんできましたし、家族葬や直葬など葬儀自体のやり方が変ってきており、葬儀業界も様変わりしていると感じています。そんな中で大栄様が業界を引っ張っていくような動きをされているので、私たちもそのお手伝いをさせていただければと思っています」
株式会社タナックス
営業本部 第一営業部 営業一課 主任
北栄 俊英様
1903年の創業以来、「紙」を各とした事業を展開し、常に新しい「紙」を追求。さらに紙以外のOA関連や介護・医療関連等の新たな領域にも積極的に取り組んでいます。
株式会社タナックス様は、紙袋や印刷物等の紙に関わる商品に携わっていただいています。「お葬儀の場に使われる商品ですから、ご親族様ががっかりされるような商品は納めたくありませんので、品質管理と納期管理には細心の注意を払っています。特にお葬儀はまったなしですから、間に合わないということがないように、メインの商品は早め早めに段取りをとるように心がけています。材料の手配もあるので、大栄のご担当者様とは在庫数、納品数を共有しています。私がそろそろご依頼しなくてはと思った頃にだまって発注していただくこともあり、ご協力体制がありがたいですね」と北英様。
また、大栄が新しい商品開発を行う際に、お洒落な紙がほしい時は北英様にご相談しています。新しい仏衣に付随して組紐を商品化するときもタナックス様のご提案でよりよいデザインの商品が完成しました。「組紐の台紙とパッケージのデザインをご依頼いただいたのですが、亡くなられた方とご親族の縁を表現する組紐のコンセプトをお伺いし、中身が見えるトレーシングペーパーを使ったパッケージをご提案したところ、気に入っていただけました。打ち合わせを重ねて商品化につながった時は、うれしかったですね。我々の強みをわかってご相談いただけるので、それにお応えしたいと思っています」。
「大栄様に訪問させていただくといろんな方にお声を掛けていただけるので、若手の方からベテランの方まで関係なく間口の広い、懐の深い会社だと感じています。今後は葬儀形態も変化しているので、新しいパッケージのご提案やリニューアル、デザインの見直しも必要になると思います。『こんな紙がないだろうか』というお問い合わせには、なんとしてでも探し出せるようにしています。
一方で特殊な紙はメーカーが廃盤にされることも多いので、さらによい商品ができる紙をご提案できるように努めていきます。紙屋ならではのネットワークで、多くの印刷会社やデザイナーと協力しながら、一緒に新しいものが作っていけるようご協力していきたいです」。
増田紙器工業株式会社
増田 俊介様
1918年の創業より紙器を中心に包装資材の製造販売、各種印刷を行っています。全国的に珍しい印刷箱と貼箱の両方の製造設備をもち、細かなニーズに対応します。
大栄の本社がある福井県で、地域密着で紙器を扱う増田紙器工業株式会社様。香典箱や仏衣箱、ファイル関連などの商品や、新商品のパッケージ開発にもご協力いただいています。
「箱であるパッケージは中に物を入れる物ですので、商品の細かい寸法を計り、指が1本入るか入らないかの1mm単位の調整が必要です。そして、中に入る物を壊さない強度も試算しながら、紙質等もご提案します。新たに仏衣の箱をご依頼いただいた際には、豊富な紙の中からご予算感や紙の質感、風合いを大切にご提案しました。紙見本を選んでいただいた後は実物大の試作を制作して確認していただきます。小さな紙見本より実物大の箱の状態で見ていただくと、より風合いや色のイメージも具現化しますので、ご意見やご要望も明確になります。ご希望に応じて紙や色を変更するなど、試行錯誤して完成した時は、喜んでいただけてほっといたしました」
と増田様。細部まで丁寧な作り込みと納品までのスピード感、高い品質管理で、信頼の置けるパートナーとして頼りにしております。
「大栄様は我々を仕入先業者としてではなく、人としてあたたかなお付き合いを通じて、よりより商品作りを一緒にしていただけるので、今後もそのお手伝いをしていきたいと思います」。
「当社は福井県内のお取引が中心ですが、大栄様は全国に展開されており、地域によって違う葬儀のやり方などを教えていただくことも多く、大変刺激をいただいております。そして、最新のパッケージ技術もどんどん進化しておりますので、新たな技術にヒントを得ながら当社の設備を組み合わせて新たな提案ができるよう心がけております。
パッケージは無言のセールスマンといわれるように、包むことで通い合う人と人のあたたかいコミュニケーションを創造できるかということがキーポイントになります。販売戦略の一環としてのパッケージ作りを認識して、構造、デザイン、印刷などあらゆる点で優れたパッケージ作りをめざして、大栄様と一緒に葬儀業界に貢献できればと思っています」。